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平然とうそぶくローイに、アルファードは言い放った
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Topic: 平然とうそぶくローイに、アルファードは言い放った (Read 77 times)
jygtjrhdfgdb
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平然とうそぶくローイに、アルファードは言い放った
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November 28, 2013, 04:01:07 am »
「そりゃあ、そうだけどさ。でも、俺は、ただ顔がいいだけじゃない。話もうまけりゃ歌もうまいし、腕っぷしも強くて度胸もあってすばしこい。愛想も良くて人に好かれる。その上、魔法は何でも得意だし、手先も器用で頭も回る。俺には、何だってできるんだ。こんな俺が、都でひとかどのものになれない訳があるか? この俺に、何か足りないものがあるかよ?」
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「アルファード、俺も行くぜ」 ゆっくりと坂を降りてきたアルファードは、ローイの正面に立って、厳しい顔でぶっきらぼうに問い掛けた。
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里菜を会話に巻き込んで話をそらそうというローイの目論見は、アルファードには全く通じなかった。アルファードは、厳しく問いつめた。
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「それで、イルベッザで何をするつもりだ。ちょっとくらい顔がいいからと言って、それでどうなるものでもないだろう」
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「……行くって、どこへ行くんだ」「そりゃ、もちろんイルベッザへさ。俺も、都で働いてみることに決めたんだ。それで、どうせなら、あんたらと一緒に行ったほうが都合がいいと思ってさ。
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「ローイ……。なんで、こんな、ところに……」 息を切らして尋ねる里菜には応えずに、ローイは、後から降りてくるアルファードに向かって、にやりとした。
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平然とうそぶくローイに、アルファードは言い放った。「お前に足りないものがあるとしたら、ローイ、それは『考え』だ。まったくお前は、考えなしだ!」 ローイは平気で言い返す。「ふん、俺に言わせりゃあ、あんたにゃ、その『考え』とやらが、ありあまりすぎてるぜ。あんたはいつだって、あんまり考えすぎて、自分が本当はどうしたいのかさえ分からなくなっちまってるんだ。まあ、いいや。さ、行こうぜ。今日中にプルメールまで行くつもりなんだろ。だったら急がないと、間にあわないぞ」「確かに俺たちはプルメールに行くつもりだが、誰もお前と一緒に行くとは言っていないぞ」
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俺はどうせ、こんな田舎にはもうあきあきしてたんだ。麦だの羊だのじゃがいもだのには、もう、うんざりなんだよ。もちろん、カブにもさ。ヴィヴィアンウエスト な、リーナちゃん、俺みたいな世紀の色男が、こんな田舎に埋もれて、カブだのじゃがいもだのを作って暮すなんて、もったいないと思うだろ? やっぱ、この都会的で洗練された俺には都会が似合うよ、な?」
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第二章<シルドーリンの宝玉> 第二場(1)
「……ローイ!」 叫ぶなり坂を駆け降りた里菜は、勢い余ってあやうく転びそうになり、ローイのけばけばしい紫のマントにつかまった。
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